リー インカネーション−さよなら平田くん−
2004年7月19日 読書
宮脇 明子 集英社 2004/07/15 ¥420
世の中には巧いひとというのがいる。何をいまさら、というかんじだけれど、宮脇明子もまちがいなくそのひとり。ストーリーテラーである。
思わず先だっての「人魚伝説」を見返してしまったほどに印象は似ていれども(ショートカットのヒロインとミステリアスな美少年のくみあわせとかね) 話の運びかた、ラストの「さよなら平田くん」。うなると共に、まんまと泣かされてしまう。タイムパラドクスものに弱いのだ…。
同時収録の「香港夫人的卓上遊戯」もこれまたウマー。ああ、いいもの読ませてもろたわ。
世の中には巧いひとというのがいる。何をいまさら、というかんじだけれど、宮脇明子もまちがいなくそのひとり。ストーリーテラーである。
思わず先だっての「人魚伝説」を見返してしまったほどに印象は似ていれども(ショートカットのヒロインとミステリアスな美少年のくみあわせとかね) 話の運びかた、ラストの「さよなら平田くん」。うなると共に、まんまと泣かされてしまう。タイムパラドクスものに弱いのだ…。
同時収録の「香港夫人的卓上遊戯」もこれまたウマー。ああ、いいもの読ませてもろたわ。
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