哀しい映画。
いうまでもなく、マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンの名作。決して全編に渡って映っているわけではない“ひまわり”が目に焼きつくよう。
ロシアの地でアントの顔を見るや、一瞬で彼が降りたばかりの電車に飛び乗って号泣するソフィア・ローレンは何度見ても衝撃的に泣ける。実は冒頭のシーンでいつも「これだからイタリア人は…」とか思って呆れていることは内緒です。彼女は怪(快)演といってもいいでしょうなあ。
音楽がまた効果的で、余談ですがFFシリーズあたりてこの辺の映画の影響を受けているような気がします。一条御大の「砂の城」はもちろんのこと。
といいつつ、この映画の自分的メインはリュドミラ・サヴェーリエワ嬢です。小さなころは気づかなかったけれど(というか知らなかった…)、かの名作「戦争と平和」のナターシャ役を演じきったバレエダンサー出身の女優さん(※ちなみにヘップバーンのナターシャはわたしのなかで暗 黒 歴 史 です) 白系ロシア人の顔がそれはもうだいすきで。ストライクゾーンどまんなかなのです。プラチナブロンドも美しい…。南国系の濃ゆい美人さんもすきだけれど、やっぱり北方系ののっぺりした(頬のあたりとかが)顔がいちばんすき。ああ、かわいらしい…。
というわけで、幼いころから幾度となく見ている、うちのママンのお気に入り映画なのでした。
いうまでもなく、マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンの名作。決して全編に渡って映っているわけではない“ひまわり”が目に焼きつくよう。
ロシアの地でアントの顔を見るや、一瞬で彼が降りたばかりの電車に飛び乗って号泣するソフィア・ローレンは何度見ても衝撃的に泣ける。実は冒頭のシーンでいつも「これだからイタリア人は…」とか思って呆れていることは内緒です。彼女は怪(快)演といってもいいでしょうなあ。
音楽がまた効果的で、余談ですがFFシリーズあたりてこの辺の映画の影響を受けているような気がします。一条御大の「砂の城」はもちろんのこと。
といいつつ、この映画の自分的メインはリュドミラ・サヴェーリエワ嬢です。小さなころは気づかなかったけれど(というか知らなかった…)、かの名作「戦争と平和」のナターシャ役を演じきったバレエダンサー出身の女優さん(※ちなみにヘップバーンのナターシャはわたしのなかで暗 黒 歴 史 です) 白系ロシア人の顔がそれはもうだいすきで。ストライクゾーンどまんなかなのです。プラチナブロンドも美しい…。南国系の濃ゆい美人さんもすきだけれど、やっぱり北方系ののっぺりした(頬のあたりとかが)顔がいちばんすき。ああ、かわいらしい…。
というわけで、幼いころから幾度となく見ている、うちのママンのお気に入り映画なのでした。
何度見たことだろう。
淡々としているのに、目が離せなくてあっという間に終わってしまう。
ラストの「Au revoir les enfants」から、数語でいきなりFinになるフランス映画の唐突さ。
ルイ・マルの心眼が心底おそろしい。こんな映画が撮れてしまうなんて。
そのわりには途中、ほかの映画と混同していたりする(笑)
淡々としているのに、目が離せなくてあっという間に終わってしまう。
ラストの「Au revoir les enfants」から、数語でいきなりFinになるフランス映画の唐突さ。
ルイ・マルの心眼が心底おそろしい。こんな映画が撮れてしまうなんて。
そのわりには途中、ほかの映画と混同していたりする(笑)
大友克洋の圧倒的な画力と構成は認めるけれど。
実は、そんなにわたしのなかでは存在が大きなひとではない。
でも、この映画はおもしろかった。
一部ではよくない評判も聞いたりしたのですが(実際に観るまで振り回されたくなかったのでどんな批判かは知らないが)、そんなこと全然ない。充分満足できた。すくなくとも、わたしはね。
娯楽大作としては及第点。あんまり啓蒙とか、思想とかいうのは野暮でしょ(それいっちゃうと、やっぱりドンパチカコイー感は少なくとも入ってしまってるもんなー…)
とにかく、絵が美しい。特に背景と、やっぱり機械。蒸気を発明したのはワット(使えないかもしれない雑学) 優雅な動力だわ…。この映画を観よう、と心にきめたのはクリスタルパレスが出てくるからという理由だったなー。ロンドンが丁寧に描かれている。ほかにはスカーレット号の色合いなんかがお気に入り。大友!て感じで独特。ヨーロッパらしさはキャラクターにも感じられませんが。
キャラといえば、高慢な女性に弱いわたくしといたしましては、スカーレット・オハラ(まんまな名前やな…)にやられました。かわいぃ〜! 意地悪なのではなくて、ある意味まっすぐなのですよね。犬もかわいいし、色トレスのブロンドの巻毛が犯罪的に愛らしい…。わたしならエステラという名前をつけるかしら(by大いなる遺産) 微妙なドレスもご愛嬌で(こういう男映画にありがち。やはり力を入れるべきところではないらしい☆) クリスタルパレスでバレエを踊るシーンも最っ高かいらしかったわ。声もよいの。あ、レイの鈴木杏もその点はがんばってたよね。ムスカ…じゃなかった、デイビッドもすき。マッドなメガネですから!(ゆえにメガネ失ってからはわりとどうでもいいです←ひでえな…)
スタッフロールに出てくる未来のスカーレットと思しき女性にハァハァ。そうね、金髪はそのような可能性を秘めているのだわ…!(観ていないひとのためにあえて伏す)
あ、でもやっぱりみなさん外国人に見えませんね(禁句か?)
気になった点は
・レイのいる階級
窓ガラスがわりとふんだんに使われていたおうちに住んでいたけれど、中流でもなさそうだし…?
・年代の辻褄の合わなさはわざとかしら(機械とかいう意味ではなくて)
・クリノリンは外したんですか(笑)
・メイドさんが出てこなかった(お嬢さまだけでわりとわたしは満足ですが…)
とりあえず、帰りに書店で軍艦の本を見てしまったりするわたしがおりましたとさ。終わってるな…。
歯車ががちゃこんいうところを見ると、つい髪の毛から巻きこまれてぐちゃっといってしまいそうな気分になるのは、わたしが高橋葉介先生のファンだからでしょうか★
実は、そんなにわたしのなかでは存在が大きなひとではない。
でも、この映画はおもしろかった。
一部ではよくない評判も聞いたりしたのですが(実際に観るまで振り回されたくなかったのでどんな批判かは知らないが)、そんなこと全然ない。充分満足できた。すくなくとも、わたしはね。
娯楽大作としては及第点。あんまり啓蒙とか、思想とかいうのは野暮でしょ(それいっちゃうと、やっぱりドンパチカコイー感は少なくとも入ってしまってるもんなー…)
とにかく、絵が美しい。特に背景と、やっぱり機械。蒸気を発明したのはワット(使えないかもしれない雑学) 優雅な動力だわ…。この映画を観よう、と心にきめたのはクリスタルパレスが出てくるからという理由だったなー。ロンドンが丁寧に描かれている。ほかにはスカーレット号の色合いなんかがお気に入り。大友!て感じで独特。ヨーロッパらしさはキャラクターにも感じられませんが。
キャラといえば、高慢な女性に弱いわたくしといたしましては、スカーレット・オハラ(まんまな名前やな…)にやられました。かわいぃ〜! 意地悪なのではなくて、ある意味まっすぐなのですよね。犬もかわいいし、色トレスのブロンドの巻毛が犯罪的に愛らしい…。わたしならエステラという名前をつけるかしら(by大いなる遺産) 微妙なドレスもご愛嬌で(こういう男映画にありがち。やはり力を入れるべきところではないらしい☆) クリスタルパレスでバレエを踊るシーンも最っ高かいらしかったわ。声もよいの。あ、レイの鈴木杏もその点はがんばってたよね。ムスカ…じゃなかった、デイビッドもすき。マッドなメガネですから!(ゆえにメガネ失ってからはわりとどうでもいいです←ひでえな…)
スタッフロールに出てくる未来のスカーレットと思しき女性にハァハァ。そうね、金髪はそのような可能性を秘めているのだわ…!(観ていないひとのためにあえて伏す)
あ、でもやっぱりみなさん外国人に見えませんね(禁句か?)
気になった点は
・レイのいる階級
窓ガラスがわりとふんだんに使われていたおうちに住んでいたけれど、中流でもなさそうだし…?
・年代の辻褄の合わなさはわざとかしら(機械とかいう意味ではなくて)
・クリノリンは外したんですか(笑)
・メイドさんが出てこなかった(お嬢さまだけでわりとわたしは満足ですが…)
とりあえず、帰りに書店で軍艦の本を見てしまったりするわたしがおりましたとさ。終わってるな…。
歯車ががちゃこんいうところを見ると、つい髪の毛から巻きこまれてぐちゃっといってしまいそうな気分になるのは、わたしが高橋葉介先生のファンだからでしょうか★
コメントをみる |

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
2004年7月12日 映画
いつもどおり、きちんとしたイメージムーヴィー。
ルーピン先生がしっかりかわいらしかったし(…)シリウスはゲイリー(ラヴ)だし、スネイプ先生の「復讐は密より甘い」がカットされていなかったので、個人的には満足。
惜しむらくは、親世代の関係を映像で説明してあげなくては説得力が薄いのでは…というところですな(顔はぼかしてもいいから) スネイプ先生がルーピン先生にお薬を届けるところとかね。
エピソード端折りは第一作目からのおやくそくですので、こんなもんなのかしら、とも思ったり。
「ハリーずきなら」充分楽しめますわよ、ええ。
ルーピン先生がしっかりかわいらしかったし(…)シリウスはゲイリー(ラヴ)だし、スネイプ先生の「復讐は密より甘い」がカットされていなかったので、個人的には満足。
惜しむらくは、親世代の関係を映像で説明してあげなくては説得力が薄いのでは…というところですな(顔はぼかしてもいいから) スネイプ先生がルーピン先生にお薬を届けるところとかね。
エピソード端折りは第一作目からのおやくそくですので、こんなもんなのかしら、とも思ったり。
「ハリーずきなら」充分楽しめますわよ、ええ。
コメントをみる |
