石塚 夢見 講談社 2004/08/11 ¥429
わりと評判が芳しくなかったようなので、実はどうしようかなぁと躊躇してた。百聞は一見に如かずですね。

絵柄は変わってしまったけれど(あーでも『階上のライオン』とか『週末ヘヴン』とか、微妙にポイントで石塚まんが押さえてたからそのギャップは自分的には少ないわ。もともと絵のひとじゃないし)、石塚節は健在だと思う。
今の時代では恥ずかしいほどの熱さ。情熱。これこれ、これだよね!
人間もがいてなんぼなのよ。
まぁ、前作がきっちりと完結しているだけに、多少の“なぜに?”感は否めないかな。
なんにせよ、蛍と洲比古さん(『愛のように幻想りなさい』石塚まんがでいちばんすきなんだ…)の子孫が人間くさく地に根を張って生きていることはすばらしいです。フィクションなんだけどさ。
というか、『愛のように』では蛍、『エマ』ではエレノア。…わかりやすい…わかりやすすぎるよわたし!
『ピアニシモ』では大樹さんと香菜子ちゃんのカップルがよい味出してる。
一意には裏がありそうで気になる。朱&日輪のこれからの戦いっぷりも気になる。
この先どんなベタベタとどんでん返しの入り混じった展開を見せてくれるのでしょう。
やっぱり、期待してしまうよ。

そしてフラワーコミックス版(そういえば、小学館→講談社なんだよねぇ)全8巻を読み返してしまったわたしがいましたとさ。当時のプチコミ、おもしろかったよね。佐伯香代乃さん(セットで新谷かおるを思いだすわたしはパブロフの犬…)とか、名香智子先生もまだ描いてらして。

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